琴浦こども塾
- 2017.11.18 Saturday
- 22:31
今日は琴浦子ども塾の引率をしました
バスで向かった先は
古布庄地区にある転法輪寺
ここは、国の登録有形文化財
そして『化け猫おふじ』の伝説が伝わるお寺
住職さんが持っておられる彫刻がおふじ猫
まずは住職さんから、お寺の由来について話を聞きました
転法輪寺は、寺伝によれば承和年間(834〜848)に
慈覚大師が開いたと伝えられる天台宗の寺院で、
天禄2(971)年に空也上人がこの地に立ち寄り、
翌年この地で亡くなったと伝えられています。
そのあとは、本堂で紙芝居を見せていただきました
もちろんお題は『化け猫おふじ』
むかし、転法輪寺では1匹の飼い猫がいました。猫は「おふじ」と名付けられ和尚さんにとてもかわいがられていました。
ある夜のこと、夜遅くなってお寺に帰ってきた和尚さんが着替えようとしたところ、たたんでおいた着物の裾が少しぬれていました。その数日後もまた同じことがあり和尚が不思議に思っていると、ある夜おふじを呼ぶ声が・・。
和尚さんがその様子をこっそりとのぞいてみると、おふじは別の猫に踊りに誘われ、後日、一向が平に踊りに出かける約束をしているところでした。
約束の日の夜、和尚は法事先から寺へ帰らず、そのまま一向が平に行き何が起こるのか固唾をのんで見守っていました。
するとあちこちの谷から、たくさんの猫が出てきて輪になって踊り始めたのです。おふじも和尚の着物を着て踊っています。そう着物は夜露で濡れていたのです。
翌朝、可愛がっていたおふじが化け猫だったことを知った和尚さんは、おふじに餌をやりながら、寺を出て行くよう別れを告げました。
それから10年以上後、遠く県東部八頭郡のお金持ちの家で葬式があり、和尚さんはそこへ呼ばれることに。
あまりに遠くからの迎えだったことに和尚さんが事情をたずねると、「葬式を出そうとしたときに、急に嵐になった。
次の日も、その次の日も嵐になって困っていた。そこへ占い師が現れ、伯耆の別宮にある転法輪寺の和尚さんを呼んで、拝んでもらえばよいと教えられた。」と。
気の毒に思った和尚さんは、迎えの籠に乗り駆けつけました。和尚さんが拝み始めると、なんと嵐はたちどころにやんでしまったのです。そうするうちに、猫のおふじが和尚さんだけに見えるよう現れ、昔お世話になったお礼をするために占い師に化けて仕組んだことだと告げました。
そして、お経が終わると空はからりと晴れ上がり、葬式も無事終えることが出来ました。この話が、あちこちで評判になり、転法輪寺は人々に知られて栄えたということです。
なかなか面白いお話でした
この話をその舞台である転法輪寺で聴くと言うのが面白い
とてもいい企画でした
こういった地元を知る経験が
子ども達の深層心理に刻みこまれて
何年か後に花が咲くかもしれませんね
琴浦子ども塾の再来週のプログラムは
河本家で論語の学習です(^ ^)
バスで向かった先は
古布庄地区にある転法輪寺
ここは、国の登録有形文化財
そして『化け猫おふじ』の伝説が伝わるお寺
住職さんが持っておられる彫刻がおふじ猫
まずは住職さんから、お寺の由来について話を聞きました
転法輪寺は、寺伝によれば承和年間(834〜848)に
慈覚大師が開いたと伝えられる天台宗の寺院で、
天禄2(971)年に空也上人がこの地に立ち寄り、
翌年この地で亡くなったと伝えられています。
そのあとは、本堂で紙芝居を見せていただきました
もちろんお題は『化け猫おふじ』
むかし、転法輪寺では1匹の飼い猫がいました。猫は「おふじ」と名付けられ和尚さんにとてもかわいがられていました。
ある夜のこと、夜遅くなってお寺に帰ってきた和尚さんが着替えようとしたところ、たたんでおいた着物の裾が少しぬれていました。その数日後もまた同じことがあり和尚が不思議に思っていると、ある夜おふじを呼ぶ声が・・。
和尚さんがその様子をこっそりとのぞいてみると、おふじは別の猫に踊りに誘われ、後日、一向が平に踊りに出かける約束をしているところでした。
約束の日の夜、和尚は法事先から寺へ帰らず、そのまま一向が平に行き何が起こるのか固唾をのんで見守っていました。
するとあちこちの谷から、たくさんの猫が出てきて輪になって踊り始めたのです。おふじも和尚の着物を着て踊っています。そう着物は夜露で濡れていたのです。
翌朝、可愛がっていたおふじが化け猫だったことを知った和尚さんは、おふじに餌をやりながら、寺を出て行くよう別れを告げました。
それから10年以上後、遠く県東部八頭郡のお金持ちの家で葬式があり、和尚さんはそこへ呼ばれることに。
あまりに遠くからの迎えだったことに和尚さんが事情をたずねると、「葬式を出そうとしたときに、急に嵐になった。
次の日も、その次の日も嵐になって困っていた。そこへ占い師が現れ、伯耆の別宮にある転法輪寺の和尚さんを呼んで、拝んでもらえばよいと教えられた。」と。
気の毒に思った和尚さんは、迎えの籠に乗り駆けつけました。和尚さんが拝み始めると、なんと嵐はたちどころにやんでしまったのです。そうするうちに、猫のおふじが和尚さんだけに見えるよう現れ、昔お世話になったお礼をするために占い師に化けて仕組んだことだと告げました。
そして、お経が終わると空はからりと晴れ上がり、葬式も無事終えることが出来ました。この話が、あちこちで評判になり、転法輪寺は人々に知られて栄えたということです。
なかなか面白いお話でした
この話をその舞台である転法輪寺で聴くと言うのが面白い
とてもいい企画でした
こういった地元を知る経験が
子ども達の深層心理に刻みこまれて
何年か後に花が咲くかもしれませんね
琴浦子ども塾の再来週のプログラムは
河本家で論語の学習です(^ ^)
踊りはしてませんでしたが不思議な光景でした。
そのお話、猫の会話を聞き取れた和尚さんが一番すごいですね。
化け猫おふじって知らなかったし、そのお寺があるのもすごいですね!
子供塾で、みんなを引率お疲れ様ですm(__)m
けいごさんは、本当に先生ですごいなって思います(#^.^#)
くにちゃん、先生じゃなくてただの引率ですよ(^_^;)
でもいい経験になりました