ドナー登録

  • 2019.02.20 Wednesday
  • 21:17

先日、水泳の池江璃花子選手が白血病を公表されてから

 

骨髄バンクのドナー登録が増えているそうです

 

本当に素晴らしいことだと思いますが、

 

実際、どうやって登録するのか?

 

また登録した後どのような手順でドナーに選ばれるのか?

 

ということについて分からない人が多いと思います

 

 

 

 

 

僕は10年前に骨髄バンクのドナー登録をしました

 

きっかけは商工会青年部の全国大会で、半ば強制的(笑)でした

 

その後、「本当に登録していいですか?」という意思表示確認がきましたが

 

どんないきさつであれ、一度登録した以上責任を果たさなくては!

 

と登録を続けていました

 

 

 

 

 

この10年の間に3度オレンジ色の封筒が届きました

 

「僕の血液に適合する患者さんがいる」という連絡です

 

その度に色々悩んだり、家族と相談したりしましたが、

 

最終的に「大丈夫です」と返信をしました

 

 

 

 

 

血液検査もクリアして、準備万端の体制で待っていましたが

 

最初の2回は、「患者さんの都合で終了します」という連絡でした

 

その詳しい理由は教えてもらえません

 

「僕よりもっと適合するドナーがいたのか?」

 

「患者さんの体調が悪くなって移植できなくなったのか?」

 

一応、覚悟を決めて待っていただけにすこし拍子抜けというか

 

かなりがっかりしたような気持ちになりました

 

 

 

 

 

そして、3回目の通知が来たのが昨年の2月

 

どうせ今回も中止になるだろう

 

なんて思いながら、血液検査をしたら

 

なんと最終候補に選ばれてしまいました

 

 

 

 

ここまで来て「やっぱりできません」なんて言えません

 

家族とも相談して、仕事の段取りもつけて6月に骨髄提供しました

 

 

 

 

 

実際やってみると複雑な感情があります

 

(どのように骨髄を提供したかについては改めて書きますね)

 

それでも「私の骨髄で誰かの命が救われたのかもしれない」と思えば

 

感慨深いものがあります

 

 

 

 

骨髄バンクの登録についてとても分かりやすいマンガがあったので紹介します

 

 

 

 

 


 

このマンガを読んで興味を持った方があれば

 

ぜひ登録してみてください

 

登録するだけならそんなに大変なことではありません

 

選ばれたとしてもその時の状況で断ることができます

 

 

 

 

命の重さについて

 

ドナー登録してみないと分からない境地があります

 

また、骨髄提供しないと分からない境地があります

 

 

考えてみようかな?なんて人があれば相談にも乗りますよ(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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