蓮池さんの話

  • 2017.09.06 Wednesday
  • 14:11

今日の日本海新聞に僕のコメントが載ってましたね(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

蓮池さんが北朝鮮の工作員によって拉致されたのは1978年。

 

この年の6月〜8月の間に世界中で拉致が頻発していたとのこと。

 

当時、中央大学法学部3年で20歳でした。

 

帰省していた新潟県柏崎市の海岸で、現在の妻、佑木子さんとともに無理矢理拉致され、

 

2002年に帰国を果たすまで24年間、北朝鮮での生活を余儀なくされました。

 

 

 

 

 

 

工作員として洗脳するために拉致された蓮池さん

 

しかし、1979年に発覚したレバノン人拉致事件で北朝鮮政府の方針が変わってしまいます

 

(簡単に洗脳教育できないことを悟ったため)

 

 

 

 

次は北朝鮮工作員に対して日本語の教育をしていましたが

 

1987年の大韓航空機爆破事件でまた方針転換してしまいます

 

(実行犯のキムヒョンヒが拉致被害者の田口八重子さんから日本語を習ったと証言したため)

 

 

 

 

金正日政権になると北朝鮮は日本との関係改善を図るようになりました

 

(国交を正常化して、植民地時代の賠償金を取ろういう思惑)

 

そして、2002年の小泉首相訪朝の時に、思いがけず日本に帰ることができました

 

子どもさんも日本に来れたのはその1年半後です

 

 

 

 

突然の拉致被害にあい、北朝鮮政府の政策に翻弄された24年間

 

どれほど辛い日々だったことでしょう

 

 

 

 

現在も拉致被害者、特定失踪者を含め、北朝鮮には多くの日本人が残されているそうです

 

日本で待っている家族も高齢になり、残された時間がありません

 

現在、北朝鮮は核実験と弾道ミサイルの発射実験を繰り返して世界を翻弄しています

 

蓮池さんは「核・ミサイルと拉致問題は切り離さなければいけない」と言われました

 

核やミサイルは世界の安全上、重要なのでプレッシャーをかけるべきではあるけれど

 

拉致問題は日本と北朝鮮二国間の問題です

 

 

 

 

 

北朝鮮が応じるのであれば、積極的に交渉を進めるべきだが、

 

お金を払うだけならそれが兵器に化けてしまうかもしれない

 

今北朝鮮が抱えている電力問題を解決できるように

 

日本から発電機械や技術力提供などで支援すればいいのではないか

 

国際社会に対しても、日本にとって拉致は重要なのだということを

 

アピールして理解を求めなければいけない

 

と言われました

 

 

 

 

1時間30分の講演の間中

 

手の汗が止まらないような

 

とても生々しい怖い話でした

 

 

 

 

 

 

 

海岸を歩いていて突然さらわれるなんて・・・

 

海の近くに住んでいるだけに

 

一歩間違えたら自分や家族が被害に遭っていたかもしれません

 

実際に米子市から松本京子さんが拉致されてまだ帰国されていません

 

先の見えない北朝鮮情勢ですが、

 

なんとか拉致問題だけは別問題として早く解決してもらいたいものです

 

 

 

 

 

蓮池さんの話された詳しい内容を読みたい方は、こちらのサイトをご覧ください

 

 

 

 

 

 

 

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